腹筋 について
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投稿者:
藤井_完 (2000/08/01 19:21)
一般的に「腹筋」とひとまとめにしますが、正確に言うと「腹斜筋」「腹直筋」「腹横筋」の三つの筋肉からなっています。 そして我々管楽器や声楽の人間が演奏時に《まともな》バランスで呼吸した場合、腹斜筋の下部は収縮します。これがいわゆる「下腹の支え」です。しかし、「直筋」「横筋」は弛緩します。延びて膨らみます。腰から上はそうなっていますよね。 これをよく収縮と勘違いするのです。この状態を「受動的緊張」と呼びます。 「腹筋を鍛える」という場合、ほとんどがボクサーみたいに「腹直筋」を鍛えることを想定しています。先ほどの勘違いが原因です。 我々が「腹筋」を考えるときは常に「呼吸筋」としての「腹筋」です。 「格闘技」のための腹筋ではありません。 「横隔膜」がどのように働いてくれるのか?という事との関連で「腹筋」の働き、バランスをトレーニングして覚えます。 「腹筋の強さ」を問題にするのであれば、明らかに「強さ」においては劣っている「女性奏者」の中に、男性より上手な人がゴロゴロいるのはどう説明するのでしょうか? その審査員の先生に一度聞いてみたいですね・・・ まだまだ言いたいのですが、ひとさまのBBSのスペースはとれませんので・・・ |