縦横使い分け
#11078
投稿者:
ロータリーTrp1号 (2001/02/13 12:50)
以前、一つの演奏会で縦横両方吹いても問題ない、と投稿したことがあります。実際、私はやってますし。苦労される方もあるようで。 ただ、やはり、きつさを感じるのが本当のところでしょうか。抵抗感がまるで違いますから。 ラボのB管は割と息が通り、抵抗が少ない楽器です。始めて試奏したとき、もっと抵抗が欲しい、と思いました。これは慣れていたバックB管との関係です。 でも、購入後、ラボ主体切り替えてから、ラボの抵抗になれるにしたがって、バックのみならずヤマハなどでも、縦は抵抗がきつく、息が入らない感じがしました。少し苦しさを感じます。今でも、ばててくるとB管は息が抜け、抵抗が欲しくなります。かといって、縦の抵抗が程良いという感じもしません。 まあ、一つの演奏会で色々持ち替えるのは、実際には難しさをともなうでしょうね。 オケで縦を使いたくなるのは、クラシックでは近代フランスもの(ラヴェル、ドッビュッシーなど)ぐらいでしょうか。 私のオケでは、年1回、前半クラシックの小品中心、後半歌手の伴奏(歌謡曲、ポップスなど)という演奏会をしますが、そのときの歌の伴奏は縦の方がマッチするかな、という感じですね。 昨年、その演奏会で、前半「剣の舞い」、「モルダウ」、「カルメン」組曲より抜粋等、後半歌伴でした。カルメンでは、闘牛士の歌(オペラではバリトンソロですよね)のトランペットソロ、やはり1番お気に入りのラボB管で吹きましたが、いい感じでしたよ。吹き方はビブラートをしっかりかけ、ドイツ的ではなかったでしょうが。 カルメンは、ウイーンフィル(というかウイーンシュターツオパー)は横でオペラ公演するわけですし、BPOもカラヤンと録音(もちろん横です)してます。とyてもいい感じですよ。ビゼーとか、ベルリオーズとか、フランスと言っても、歴史的には、縦がよりふさわしい、とはいえない気がします。 まあ、1つの演奏会で、両方使うのも、おもしろいでしょうし、縦横両方お気に入りで、適材適所ということなら、カルメン縦、英雄横、っていうのもいいでしょうね。 私は、ラボB管、次いでC管がお気に入りですので、ここぞという演奏会では、ラボをどうしても使いたくなるンですね。(アンサンブルもです。) |