初見読みと、くり返し練習の違い  #11607
投稿者: 中川喜弘 (2001/03/23 09:40)

: サンデーペッタ−さんが>「実際たとえばA譜をC管でも吹くし、B管でも吹きますので。」と有りますが、スタジオミュージシャンの様に、出された譜面を、一、二回のリハーサルで、「録音開始」とクラシックオーケストラの様に本番まで、リハーサルにリハーサルを重ねて「本番突入」とでは、譜面を読んでいるという意味が異なって来ます。

「A譜をC管でも吹くし、B管でも吹く」をもし、初見で「バチッ」と決めていらっしゃるなら他の方の発言の「不愉快云々・・・」も納得します。

 「移動ド・固定ド」の問題は吹いている本人は「固定ド」の積もりでしょうが、脳のどこかで、「そのメロディーが流れている」と言うことです。

 それを単に「移動ドで表現しないだけ」ではないのでしょうか。

 >絶対音感あることは移調読みには有利ですか?

 これは絶対に有利です。音楽は「通常のドレミファ」で出来ているとは限りません。増5度、短9度、等、不自然な飛躍の場合、絶対音感は大変有利です。

 又、いきなり、「加線二本のCの音を出せ」と言われた場合、絶対の自信がありますか。[Ab Bb C D]が密集していますので「その音を思い浮かべる」は絶対音感がない場合は大変困難です。

 他に何か音が鳴っていれば、その音に対して「何度の開き」と理解しないまでも、イメージがわいてきます。そのイメージが「移動ド」と言うことになります。

>(2)主にジャズ、吹奏楽奏者の方へ・移動ド(移調読み)ってやっぱり便利?

 アドリブをやる場合は「移動ド」は必要不可欠ですが、「譜面を読む」と練習を重ねて「譜面になれる」はほんの少し意味が違います。

 スタジオミュージシャンは初見には強いですが、実際には「移調読み」はごくまれです。アレンジャーが間に合わなく、「C譜をそのまま移調して読む」時位です。

 私の発言は決して悪意はございませんので、宜しくお願いいたします。


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