re:というわけで、オネゲル  #13286
投稿者: かず (2001/07/23 17:57)

中間部の三拍子は小節をまたぐタイがクセモノですね。
それで拍子感が違ったように聞こえますよね。
私の場合、1小節を一つに感じて吹きます。
これもボー・ニールソンのレクチュアでやってまして、
この部分はトランペットを置いて受講生とワルツを踊って
みせていました。タイが長すぎるとテンポが間延びしてしまい、
ワルツが踊れないと言ってました。
円舞曲のように感じて吹くとうまくいくと思います。
この曲の愛聴盤はハーデンベルガーの初期の頃、おそらくデビュー盤
と思われる演奏はスポーティで軽やか。衝撃を受けた演奏でした。


この曲はジュネーブ国際コンクールの課題曲として作曲されました。
オネゲルはトランペットの特性をよく理解している作曲家ですね。
交響曲第二番は副題が「弦楽合奏とトランペットのための」とあり、
トランペットが効果的に用いられています。
この曲ではヴェゼニックの名演(カラヤン ベルリン・フィル)が
愛聴版です。