re:レスありがとうございます
#15060
投稿者:
臓器亭遺伝子 (2001/12/16 10:46)
移調関係スレには、ほとんどレスしてる臓器亭です。 そうですよ!移調して吹くのがオケ喇叭の楽しみのひとつですよね。楽譜って作曲者が書いた「メッセージ」で、調性は言葉だったら「言語」みたいなもんだと思うのです。だから、書かれている調のままで移調して吹くと「翻訳」しているような感じで、なんか、「口笛がはじめて吹けた」時のような、ささやかな喜びがしてきます。あと、 マーラーのFとBの楽譜上の混在ですが、彼が作曲した時代には、F管ラッパが存在し、マーラーは、B管ラッパについては今の「ピッコロ・トランペット」のような存在というように認識していたようです。(そのF管は、ほぼホルンと同じ音域だったようで、バッハのカンタータなどで使うハイF管?ではありません。形はフリューゲルに似てます。ちなみに以前の「パイパース」に特集記事が載っておりました。)そのあたりの使い方の違いは、第3や第6交響曲の楽譜なんかだとよくわかります。即ち、Fのフレーズはやや深めの音で、Bのフレーズは輝かしく、と吹き分ける必要がありそうですよね。もしマーラーの譜面が全部BやCに書き換えられて出版されたら…つまんないッス〜。 |