re:何度もすいません  #21433
投稿者: tky (2003/11/26 10:34)

唇が動くとしても、そのプレーヤが唇の変化で
音程を変えているとは限らないですよ。

リップスラーは、唇の変化を使って変えるのではなくシラブルを主で行うのが、
生理学的にも音楽的にも合理的でしょう。
少なくとも、唇の上下に頼って行うのは、スタミナ的にも音楽的にも
問題があると思います。

ただ、「唇が微塵も変化しちゃいけない」と思うのは、ナンセンスです。
周りの筋肉の状態のバランスで、多かれ少なかれ動いて見えるものです。

楽器の演奏は、「外からどう見えるか」より、ずっと精妙なバランスの
部分で行われています。
外見より、自分の歌ったとおりに、舌、喉、息をコントロールする筋肉
が動くように訓練することが大切です。
それらは、外からは見えないでしょう?

外見から発見される間違いもありますが、それはほんの一部。
見えないところこそ、大切なのです。