re:アベイラブルノートスケール  #24984
投稿者: 椎名 (2005/03/08 09:20)

もしかしたら前にも云ったかもしれませんが、気に入って覚えようとしているフレーズが一つのコードの中だけで使われていることってあまりないような気がするのですがどうでしょう。

たとえ、○m とか ○△7 とかだけの中のフレーズだったとしても、それがキーによって合うか合わないかは耳が判断できますしね。
僕は理論は、よりうまく唄うことができるようになるための、ただの道しるべだと思っています。理論が先行しないようにした方が良いと思いますよ。作曲するときだって、理屈っぽく考えたらすごくつまらないものができてしまいますしね。

オススメは、Um7−X7のフレーズを10種類くらいanyキーで覚えることです。
カンデさんの演奏をお聴きしたことがないのでなんとも言えませんが、これだけでかなりうまく吹けるようになると思うのです。一週間で一つのUm7−X7のフレーズを12キーで覚えら得ると思うので、3ヶ月もあれば10種類くらい覚えられると思います。それを、たとえばUm7ーX7が多用されているような曲にはめこんでなんどもなんども繰り返し吹いていると、Um7−X7のサウンドが耳に染み込んで、何も考えなくても自然に美しくドミナントモーションできるようになると思います(なんか変な言い方かも・・・)。
それと、まずは一曲に絞って研究してみると良いと思いますよ。音楽全体の理論についてばかり考えていると、何から手をつけていいのかわからなくなってしまいませんか。
テキトーになってもダメだし、頭でっかちになってもダメで、実技も理論も、同時進行で上達していくのがベストだと思います。

ちなみに僕自身はこれでもけっこう頭でっかちな方だと思います(汗。