壊れてしまったアンブッシュア  #27166
投稿者: takebocchan (2006/11/13 12:20)

凄く久しぶりの書き込みです。
ご意見よろしくお願いいたします。

私は、約20年間位ラッパを吹いていますが、数年前に「高音域がもう少し楽に吹けたらと・・」いろいろ試行錯誤を繰り返した結果、アンブッシュアを完全に壊してしまいました。

以前は、HighC位までは楽に鳴らす事ができ、踏ん張ればHighE♭位までは本番で実際に本番で使うことが出来たのですが、今現在は楽器に息を入れること自体がとてもキツく感じ、5線の上くらいから息が思うように入っていかなくなり、ほんの数小節しか吹き続けることが出来ないという状態です。
なので、HighE♭どころか、実際に高音域が必要な局面になったときにはHighB♭も当てられず、AもしくはGくらいまでしか満足に鳴らす事ができません。
さらに、以前は、「なんでおまえのシングルタンギングはそんなに速いんだ?」と言われるくらいタンギングが得意で、普通の人がトリプルで吹くところをシングルで出来た程だったのですが、今は人並みにタンギングをすることも出来なくなってしまいました。(音が潰れてしまいます。)

息を吹き込むだけで苦しいし、このような状態になってからはベルからツバが垂れてくるという事も全く無くなってしまいました。
吹いた後特有の、ビリビリ感(唇が振動していた余韻)も残りません。
それから、音程が異様に上ずってしまい、かなり管を抜かないと周りに合わせられません。
自分ではおそらく息の向きがおかしな状態になっていて、素直に楽器の中へ吹き込めていないのではないかと考え、いろいろ試しましたが全然改善されません。

どなたか同じような状態から、復帰した経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

周りの人からは、「以前どのくらい吹けたという感情は捨てて、初心に戻って基礎を繰り返すしか方法は無いのでは?」と言われますが、
今の、何をやっても苦しい状態では何をやっても(ロングトーン、リップスラー等)悪い状態の上塗りにしかならないような気がして(逆効果な気がして)しまい、素直に基礎練習することも出来ません。(気持ちが折れてしまいます。)
それこそ、中学生の頃、楽器を吹き始めた時でさえ、今よりも苦しくなかったような気にさえなります。

どなたか、アドバイス頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。