re:自分の楽器の思いでってありますか?  #10223
投稿者: サンデーペッタ− (2000/12/16 19:04)

思い出のある楽器はもう使ってないからなあ。
小6のちょうど今ごろ時期、それまで使っていたヤマハのカレッジモデルに、
上手く説明できないのですが思い通りにならない不満がいっぱいで吹けば吹くほどイライラがつのっていて、Tpは中学ではやめて
体育系の部に入ろうなんて思ってました。ある日楽器店に行ったとき
「XX君(私)、これ吹いてみな。」と楽器店の社長(当時私は
学校のクラブ以外にも市内の吹奏楽団にも所属していたのでそちらの
活動でよく知っていた)に当時発表されたばかりの
当時24万円だったホルトンT101-SPを薦められ吹いてみました。
そしたら、スッと音の立ち上がる反応のよさと、バルブを操作しても
滑らかに息が入り音が繋がる感じにとても感動を覚えました。
その時の吹いた感触は17年経った今でもはっきり覚えてます。
「今晩XX君の家(私の家)に行くからお父さんによろしく言っておいてくれ」
のようなことを言われ何でくるのか分かりませんでしたが、
その夜、社長が昼間吹いた楽器をもって本当に家に来てしまいました。
私の親も社長と下手に知り合いだったためか、断りにくく
買わされてしまったみたいです。私もそれまでTp三昧の日々でしたから
当然今後もやっていくんだろうと思っていたといってましたが。
でも、そのホルトンを使い始めてからはそれまで感じた演奏中に
感じた不満は全く感じず、練習すればするほど新しい発見があり
とても気に入ってしまいました。結局大学卒業して社会人になって
自分で楽器を買うまでずっとそれを使ってました。
ずばり、最初に手にした一流ブランド品ホルトンT101-SPに出会った
時の感動と入手にいたるエピソードですね。この楽器に出会ったこと
で金管楽器にはまり、今でもやっているようなものです。
(今のT101-SPはケースも本体も随分ちゃちいですね。初期のころの
ものはもっと手がかかっている感じだったのですが)