決して悪くないと思います。  #1025
投稿者:  くりさん (6/29 01:44)

僕のBachMLVはシリアル・ナンバーが47万番台、かなり新しいモデルですが結構気に入ってます。何本か用意してもらって、その中から選んだものですが、確かに同じモデルでもかなりの個体差があるのは事実です。
しかし、それは昔に作られたモデルでも同じ現象があったと思われますし、僕も以前20万番台のGBを持っていたことがありましたが、バックが持つ「らしさ」というのはそれほど変わったようには感じていません。
むしろ劇的に変化したのはヤマハでしょう、昔のカスタムとXenoUとでは持った感じも吹奏感も全くの別物です。いえ、XenoとXenoUとでさえも違います。もちろん、良い意味で。
以前に比べれば輸入される楽器のメーカーも増え、選択肢が多くなったことでバックという名前が昔ほど注目されることはないかもしれません、しかしバックがないがしろにされているとは思えません。
吹奏楽に絞って言うならば、プレイヤーのほとんどがヤマハとバックを選んでいるのは今も昔も変わりません。ヤマハを吹いていても「いつかはバック」と考えているプレイヤーがほとんどです。
生産台数が増加したことで楽器の個体差は以前に比較すれば大きく開いているとは思いますが、まだまだ探せばいい楽器はきっとあるはずです、いえあります。
だから、そう落胆することはないと思いますよ。
好きならばバックを選べばいいんです、他のメーカーがいいならそれを選べばいいんです。要は、吹いてみて自分が気に入ったならメーカーはどこでもいいと思うんです。
昔あったと思われる「バック神話」というのは今では通用しないと思いますが、目移りするほど多くのメーカーがひしめき合っている昨今の状況は、むしろ歓迎すべきでしょう。
「昔のバックは良かった」と頑固に主張する人もいるでしょうが、僕個人としてはバックはバックのまま、変わっていないと思っています。
いいですよ、今のバックも。ヤマハもいいです、他にもいい楽器を作っているメーカーはあるでしょう。
視野が広がったことを歓迎して、みんなで大いに迷いましょう…?

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