re:1,2番と3番  #11154
投稿者: Chagayan (2001/02/16 14:12)

michelと同じように、私自身の考えですが。

・目的を考えない練習などやらない方がマシだと自分に言い聞かせています。
・まず、0、1、1ー2、2ー3、1ー2ー3のハーモニクスシリーズ
を覚えます。これが全ての基本となります。(Schlossbergの教本に掲載)。
3については掲載されていません。こう考えています。
1ー2のスライドの体積の和と3のスライドの体積の和はほぼ等しい。
バルブを押した状態で連通します。従って、1ー2のハーモニクスシリーズ
に等しい。ただし、若干体積は3だけの方が大きいため、若干1ー2より
低くなります。したがって、1ー2ではどうしても低めになる1線Eなどの
矯正に使えます。例えば、第一スライドを引き抜く時間がない場合など。
・楽器の内部体積はバルブを押す押さないで変りますが、この変化が小さい程
吹きやすくなります。この目的のため、使う替え指もあります。
典型的な例は、上4間のE2。開放(正規)に対して1ー2(替指)
・スラーは同じ指使いの方が出しやすい。D1ーG1を1ー3で通すなど。
・デタシェは指使いを変えた方がクギリが明確になります。
例:C2ーE2は0ー0ではなく、0ー1&2。
・特殊な効果を狙う替指もあります。
例:D2を1、1&3で交互にやってみると、同じ音を振らせることが
できます。ジャズでよく使うテクニックです。
ジャズの曲を正規の指使いでやると、何だかお勉強のできる
優等生的演奏になります。そういう場合は替指を駆使することを
考えてみます。サッチモの10年位先輩のコルネット奏者Bix Beiderbeck
って替指スゴかったようですね。
Freddie Hubbardも(この頃、warm outを長年やってこなかったことが
たたって、唇が駄目になったとの噂があるようですが)。

権威にとらわれないで、自分で開拓していくことができれば、楽器って
楽しいものだろうなと思います。
(だろうなとしか言えませんが...(。 ̄_ ̄。)