re:★基礎練について★  #11431
投稿者: えっくすきゅー (2001/03/07 13:29)

一口に「オブリガートをうまく」といっても、
色々気をつけることがあるでしょうし難しいですが、
私が気をつけることは、

@アンサンブルに(音楽に)適した響きで。
Aまわりのリズム(テンポではない)を感じて、好きなように歌う。
B歌ったとおりに吹けるように練習する。

@は、全ての大基本。単なるソロであれば、響きが合わなくても
個性、表現、等の解釈(言い分け?)もできますが、
オブリガートではぶち壊しにしてしまいます。
アンサンブルでも一緒ですね。
アンサンブルの場合で言うなら、
音程あっててもハモらない、ユニゾンにならない、ってのは、
響きがあっていない証拠です。音程より、響きの方がはるかに大切です。
オブリガートも、微妙な音程は、好きなように歌っても、響きさえOKなら
許容されるものですよ。

Aリズムとテンポは違います。テンポはメトロノームで刻むもの。
リズムは、「乗り」そのもの。マシンのように正確なテンポが大事
なのではなく、リズムに乗って、「歌う」ことが大事です。
「歌う」がなければ、シンセサイザーで十分でしょう。

B「歌った通りに吹ける」これが、楽器の最終目的ですよね。
全ての基礎練習は、まさにこの目的のためにあります。
「頭ではこう歌ってるんだけど、楽器に制限されて、こうなっちゃう。」
って事がないように練習します。

私が考えるのは、こんなところでしょうか。

----ペダルトーンとは
実音で、下のEb以下(トランペットの五線下のファ以下)って、
普通には出ませんよね?それ以下の音域をペダルトーンといいます。
さらにオクターブ下をダブルペダル、さらに下をトリプルペダルと
言います。
これを練習に取り入れることには、賛否両論ありますが、
#11418の私の投稿のような事に気をつけないと、
弊害があるからです。

ご参考になりましたでしょうか?