re:高音を吹くときのプレス  #12007
投稿者: Bフラット (2001/04/28 14:27)

5線の上、Aで音がかすれるのはアンブッシャができていない証拠だと思います。アンブッシャができていればどんなに練習してもAぐらいはすぐに出ます。マウスピースと楽器以外のどんな器具をつかってもアンブッシャは完成しないと思います。絶対に守らなければならない基本はマウスピースへ不要な圧力をかけないという事だと思います。僕にはモダンジャズの日野皓正氏の奏法を真似ても上達するとは思われません。「リップスラーの練習方法を教えて!」でも書かせてもらいましたが、柔軟性を得るにはリップスラーや音の跳躍、早いダブルタンギングなどが効果的だと思います。アーバンには具体的に音符として載っています。シラブルをほとんど変えないで、5線の下F#からハイCまで、Gスケールで1音につき、1小節の休みを入れて早いダブルタンギングができればアンブッシャはほぼ出来上がっている状態と思います。いわゆる超絶技巧と呼ばれる曲はアンブッシャができていなければ演奏不可能なものだと思います。楽器を楽に捉えられないと吹けないのです。フリージャズのように奏者の指癖で速く吹いても何の意味もないと思います。ちなみに、楽器とは、楽な器(器を楽に)。音楽とは、音を楽に出す、音を楽しむ。ということではないでしょうか?


http://www.h3.dion.ne.jp/~b-flat/