re:毎日吹いてますよ。
#12500
投稿者:
やちまう (2001/06/05 15:07)
> もう大量の人が病院行き、くちびるはまっかっかです。 > こういう合宿や休日練の日はどうしたらよいのでしょうか??? 私は最初のフォローで「14の特別な練習曲」を掲げましたが、お話を伺うかぎり だと、どうやらスタミナ配分の必要性の話ではないようですね・・・。 長時間根詰めて練習したからといって、それに比例して上達するとは私は思いま せん。健康を害するほどに練習するのは「過ぎたるは及ばざるが如し」です。 小学生や中学生だけならともかく、高校生もいるのに指導者に「おんぶにだっこ」 じゃマズイと思いますよ。効率的な練習方法をみんなで考えてそれを指導者に提 案しなければいつまでたっても無駄な事を繰り返すだけになってしまうし、下手 をすればそれが組織の慣習になって、先輩が後輩にそれを「正しいことだから」 と無理を押し付けるという最悪のシナリオが完成してしまいます。 # 私はあまり指導の仕事をしません。その理由は、教える現場に行くと音楽や奏 # 法を教えるのではなく、そこに根付いている妙な既成概念を変えるところから # 始めなければならないからです。そういう現場に行くと私は、生命力を削がれ # てしまいます。私が「指導者に向いてない」と言われたられまでですが…(^_^ゞ # # 指導者に敬意を払い、その方向性を尊重するのは大切なことですが、指導者を # 独裁者にしてはいけません。そういうケースの場合、原因の殆どは指導者では # なく指導される側にあります。 練習方法の改革が無理だとしても、「しかたがない」とあきらめないで下さい。 「長い物には巻かれろ」という言葉がありますが、私はこの意見に反対です。 「長い物には巻かれたフリ」をしなければ向上は望めませんよ。 かなり無理のある練習方法を強いられたとして、それに意見できない状況にある のなら、言い方は悪いですが「手を抜く」場所を作らなければ潰れてしまいます。 タテの社会から逃げられないのなら、ヨコの人間で助け合うのも一つの方法です。 1stのパッセージを部分的に2ndや3rdに補ってもらうというやり方、これはプロの 世界でもたまに行われていることで、それを「やってはいけない」という事はあ りません。 指揮者や指導者の言いなりになるのではなく、個々がしっかりと「考え」ないと 音楽が面白くなくなっちゃいますよ。 すでに、沢山のフォローが付いてますのでこのくらいでご勘弁を。 -- |