re:まっぴ!
#12604
投稿者:
kuro (2001/06/11 20:56)
面白い話題ですね >試作品の中から厳選してカタログ化しているのではないでしょうか ラスキーなどはシリーズ化しており、計画的にというか系統だてて設計されてますね。リム形状やカップの深さなども、同じもので作られています。 一方で、たとえばモネットとかマルシンキャビッツのアーティストモデルなどは、型番が違うとまったく違うものだったりします。 バックでもそういうモデルがあって、たとえば、3Cと3Bではリムが違うし、3Cと2Cではカップの深さが違います。たまたま、有名プレーヤーにオーダーを受けた物がそのままカタログに残ったというものもあります。一番大切なのは、色々なメーカーのもの、色々な型番のものを試して、早くに自分にあったものがどういうものかを知ることだと思います。学生時代に自分のサイズを知り得た人は、幸運だと思います。苦労の一部は早期に解決したわけですから。だから、ぼくは自分の子供にはぼくが持っているものを色々試させています。もうすでに好みははっきりしているようですが。 加工に関しては、本当にマッピをつぶす覚悟が必要です。それは、プロに加工してもらうのでも同じです。アトリエなどは、本当に親身になって相談に乗ってくれます。しかし、本人の考えがはっきりしていなければ、何も加工できません。したがって、加工に至るまでには何十本ものマウスピースを吹いて、どういう物をのぞんでいるのか、今のマウスピースに何が不満なのかがはっきりしていなければならないです。 マウスピースを加工してもらった時に、”もっと柔らかく、フォルテで鋭くならないもの”という注文でお願いしたら、ショルダーの角を落とすのと、スロートを広げるという加工でした。試し吹きしながら、少しづつ削ってもらったら「なるほど、ここをこうすると音がこうなるのか」という過程が経験ができたので、ラッキーでした。加工賃はわずかに3000円です。 |