re:ということは、指使いは・・・??(ご確認願います)  #13151
投稿者: ロータリーTrp1号 (2001/07/18 13:00)

>入口(マウスピース側)の境界条件は粒子速度ゼロ、出口
>(ベル側)の境界条件は音圧ゼロ、の高校の物理で習う片
>側閉端、片側開放端の定在波モードになるようですが、こ
>の倍音列を両側開放端のモードの倍音列と同じようになる
>ように、出口側をエクスポーネンシャルホーン形状のベルに
>して、音域(周波数の高低)に応じて出口側の境界条件が変
>わるようになっているようです。


なるほど、あの朝顔の形状が閉管状態の定常波の共鳴状態から、実質的に開管状態にしているわけですか。

以前ヤマハ(日本楽器)の管楽器の理論に関する本を読んでいたとき、金管楽器の定常波が、片側閉管の共鳴であると読んで、非常に不思議に思っていました。確かに、MP側の口を離せば開管ですが、実際に演奏するときには口を付けるので、閉管と言われればそうです。しかし、共鳴する管長が、明らかに両側開管の場合と同じであり、だからこそオクターブの運指が同じだったりするはず。つまり、両側開管の共鳴と考えるべきと理解しておりました。ヒントは、やはり、あのベル形状、あるいは円錐管の形状にあった訳ですね。(エクスポーネンシャルホーン形状のベルに
して、音域(周波数の高低)に応じて出口側の境界条件が変
わるようになっている)の部分は理論としては知らないことで、よくはわからないのですが。

 私には、高校物理の共鳴の知識程度しかありませんが、あくまでそれに基づいて、両側開管として、管長と各倍音の関係を計算しましたら、下のレでは全体の管長があるべき長さより短く、したがって、トリガーを使って抜く必要があり、また、上のミは、解放では低めに当たることも計算値として出てきており、実態にほぼ則したものとなりました。