道具には「選ぶ楽しみ」もあるのでは?  #13222
投稿者: 閑人 (2001/07/20 21:58)

実際にマウスピースの山を築いている方を、私は知っていますが(笑)。
いろいろと試行錯誤しながら自分の「道具」を探し、使うことも、
アマチュアとしては一つの楽しみじゃないでしょうか。

>もしも完璧な道具(Mp)到達したら、要求はさらに厳しくなり、今度は完璧なTp製作の工場も必要になるかもしれませんね?

大袈裟ですね(笑)。でも、自分の気に入ったマウスピースをアトリエにオーダーし、
コピーされている方はプロのみならず、アマチュアでも珍しくなくなりましたからね。

>運の良いトランペッターなら極端な話たった1つのTpとMpでも充分かもしれません。

そうかもしれませんが、それで楽しいと思います?私は思いません。
道具に頼らずに練習すべき、そうでしょう。でも、物理的、環境的に難しい人だっていますし、
それでもラッパを吹くことを楽しみにしている、我々のような人間もいます。
仕事も、家族もあります。他の趣味だってあります。ラッパばかりに集中してられません。
あなたの理論から言えば私のような考えでは「ラッパ吹き失格」かもしれませんが、「家族失格」になるよりはマシでしょう?
少しでも助けになる「道具」があれば、それに越した事はないじゃないですか。
中川先生の「道具」も一つの答えだと思いますし。

時間と消費の無駄かもしれませんが、楽器屋さんなどでいろいろと「道具」を吟味し、選択し、
使ってみてダメならまた換えてみて・・・それもひとつの「楽しみ」なんですよ。
本当に楽しいのは「完成させる」ことではなく、試行錯誤の紆余曲折したプロセスのような気もします。
そのままで終わったとしても、本人がそれで楽しかったら、それでいいわけですし。
「アホくさい」話かもしれませんが・・・。