re:というわけで、オネゲル  #13264
投稿者: Shorty (2001/07/22 22:43)

そうですねー。あれは形式上は3拍子ですけど、実質的には変拍子なのではないでしょうか?
20世紀の作曲家ですから、細かい単位で(形式上の)拍子を変更していく事に抵抗があったとはあまり思えませんが、でもひょっとしたらあまり好きでなかったのかも・・・
例えばブラームスなども変拍子を時々用いますが、形式上は拍子を変えずに書いてますね。
そういう事なのではないでしょうか?しかし吹く時は困りますよね。
僕も一応3拍子をとってカウントしてますけど、音楽的には3拍子として吹けないです・・・。

イントラーダ、とは、ものの本によると、祝祭的な意味合いのあるファンファーレあるいは行進曲のような性格を持つ楽曲だとか。
なるほど。あの冒頭のファンファーレ(でしょうか?)などは、確かに祝祭的気配があるように思います。
はじめはとにかく音の跳躍が多用されていて難しいですね。僕程度の奏者では、気を抜くとめちゃくちゃになりそうです・・。
そして中間部。僕は実は大好きです。トリプル・タンギングのところなど、ちょっとアーティキュレーションがあやしいのですが、ものすごく興奮的ですね。
そして最後のマエストーソ!もう気が遠くなりそうなほどかっこいい!
Es→B、B→Bの終わり方もなんとも言えません。

ところで、以前、具志優という方の生演奏を聴いた事があるのですが、具志さんはC管で吹いておられましたが、やはりあれはC管で吹くべき曲なのでしょうか?楽譜も in C ですし、やはりそうなんでしょうか?