re:タンギングの際の舌先のポジションについて  #13564
投稿者:  (2001/08/13 08:54)

僕は「基本的」に「舌先」は下の歯に付けたまま、「舌先よりも少し内側」の部分を上側の前歯の真裏側より少し奥の所と接触させることによってタンギングをしています(時と場合によって多少異なりますが)。
(僕の出来る限り)分かりやすく説明すると、舌先を下の歯に付けたまま、「ゆ」と言ってみて、「ひらひら」している部分で息の流れをせき止めたり、また流したりしています。理由は、

1)タンギングにおける「ロングトーンを区切る」というコンセプトに基いて、ロングトーン時の「息の流れをサポートすること」の延長線上に「息をせき止めること」を舌にさせてあげるため。

2)横幅が舌先よりも大きく、より大きな息の圧力に耐えることが出来るため。(ffでアタックする時や、sfzの時に効果絶大)

3)舌先は下の歯に付けたままなので、実際にタンギングをしている部分の力が抜けやすい。

などです。

ダブルタンギングもトリプルタンギングも基本的には上記の応用ですが、いわゆる
「ku]の発音をできるだけ上側の前歯の裏側に近い所で感じるようにしています。

僕はこのような方法で、とりあえず「シェヘラザード」も「道化師の朝の歌」も
問題はありません。(もちろん良い状態をキープする練習は不可欠ですが)

ただ、フラッタータンギングだけは、舌先事体を上側の前歯の裏側付近に軽く触れさせてやらないと僕は出来ません。

僕はこのようにしていますが、ご参考になりますでしょうか?