re:タンギングの際の舌先のポジションについて  #13566
投稿者: えっくすきゅー (2001/08/13 10:06)

どちらも正しいです。
ただし、どちらが難しいかと言うと、上の歯の裏のほうが、
難しいです。

ロングトーンの時は、舌先は下の歯の裏に軽く触れていなければ
いけません。
離れている状態では、舌、喉ともに力が入ってしまうからです。

それを定着させるまでは、下の歯の裏に舌先をつけたまま、
タンギングをするのを十分マスターしてから、
(かつて私は、師に、最初の1〜2年は、
こちらだけを使うように言われました。)
上の歯の裏のタンギングの練習に入ったほうが良いかもしれません。

上の歯の裏の方が、繊細で切れのよいタッチのタンギングが可能です。
しかし、そのメリットを十分に出すには、本当にほんの舌先、点で
触れるような感覚を磨くように練習することが必要となります。
息の流れに十分仕事をさせながら、舌先に意識を集中することは、
なかなか容易ではないでしょう?
ゆえに、息の流れが無意識でも十分にキープできるように
なってから練習したほうが良いのです。

ご参考になりましたでしょうか。