re:タンギングの際の舌先のポジションについて  #13569
投稿者: やちまう (2001/08/13 16:50)

ポジションというかタンギングの際に用いる舌の部位で、種類を「おおよそ」
次の3つに分けて考えています。

・Tip  (舌先部分)
・Top  (「痛たたたた・・・」と言ったときに上あごに触れる舌の「てっぺん」部分)
・Back (いわゆる、シラブル「K」の際に使う舌の部分)

ここでいうTipタンギングは特殊な用途を除いて、私もあまり使いません。
Topタンギングを用いる場合が殆どです。

# 意識して舌の先を下の歯にあてるということを私はしていません。


実は舌先はコントロールが難しい部分ではないか?と私は思います。
うっかりすると、口腔の最前部で響きを作ろうとする罠にハマったり、
舌に力みが入ってイニシャルアタック(※)不全症候群に陥ったりします。

※ 過去ログ検索で「イニシャルアタック」をキーワードで検索して下さい。


Topの部分だとTip(舌先)よりもヴァリエーションに富んだ表現が出来ます。
一方、Tip(舌先)だと、かなり神経を使わないといけないような気がします。


> 2)横幅が舌先よりも大きく、より大きな息の圧力に耐えることが出来る
> ため。(ffでアタックする時や、sfzの時に効果絶大)

仰る通り、安定性でTopの部分が一番優れていると思います。
Tip(舌先)でffやsfzすると破裂音になりやすいですし、
当然ながら、Backだと鈍くなります。

逆説的ですけど、破裂音を要求された時にはTip(舌先)で行うと簡単ですね。


> ただ、フラッタータンギングだけは、舌先事体を上側の前歯の裏側付近に
> 軽く触れさせてやらないと僕は出来ません。

御意にござります。(笑)
私もTopやBackでは出来ません。


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最近のPさん投稿の記事を拝読いたしますと…ホントに見事なアプローチです。
タダモノではありませんね?

ひょっとして…。ま、いいか(笑)


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