re:MPの深さと音色との関係について  #13757
投稿者: ヘボモンケ (2001/08/29 00:08)

一般的には、音圧波形が、その音の基本周波数の正弦波に近い場合に、
暗く柔らかい音がし、高調波成分をたくさん含む、インパルス波に近くなる程、
固く明るい音になります。(実際に、録音されたTpの音に周波数軸上でフィルタリング
処理をして聴いてみると、高調波成分の大小で音質がかなり変化します。)

MPによって何故そのように音質が変化するのか?は私も疑問に思っていましたが、
現象自体としては、MPの影響で
・MPを含めた楽器の音響伝達特性自体が変化する
・唇の振動状況自体が変わり、加振力の周波数特性が変化する
のいずれかによって生じているのだと思います。

MPのカップの深さの違いが前者にそう大きく影響をするとはあまり思えませんので、
後者が原因ではないかと何となく思っていたのですが実際のところはどうなんでしょうか?

同じMPでも、唇の振動部への力の入れ具合(固さ)と息の入れ具合によって音色を
暗くしたり明るくしたりもできますので、MOのカップの深さや形状の違いによっても
同じように、振動部の振動状況に影響し、音色が変わるのではないですかね?
(何故、そうなるのかは分かりませんが・・・)