re:ありがとうございます。  #13995
投稿者:  (2001/09/18 05:26)

「りょう」さん、こんにちは。

こちらこそ、御丁寧な返信に感謝致します。

「りょう」さんのレスを読まさせて頂いて、誠に勝手ながら僕の思うことを少しばかり述べさせて頂きたいと思います。(「りょう」さんにとって参考となるかは分かりませんが...)

「休憩前の練習」のメニューについて確認なのですが、ウォームアップを疎かにしていませんか?或いは簡単なウォームアップの直後に今の「りょう」さんにとって技術的に難しい教本などに取り組もうとしていませんか? 御分かりだとは思いますが、いきなり「用意、ドン!」と同時に何の問題もなく楽器をコントロールする事はなかなか難しいと思います(これが出来る事が「理想的」であることは思うのですが)。

特に、今の「りょう」さんの状況下であれば「どのようなウォームアップが「りょう」さんを助けてくれるか」をもう少し研究される事も必要かもしれません。
(タンギングから始めないと調子が出ないという方、或いは絶対にリップスラーからという方など、色々と「個人で」違うものであって、「誰かによって(メニューを)強制される物」ではないと思いますが、僕は最低でも「アンブシュア」、「呼吸」、「音の響きと音のつながり」はチェックする必要があります)

ウォームアップはあくまでもその終了後に「スタートラインに立つための物」であり、スタートラインに立つ事ができてはじめて次のステップ、即ち今の「りょう」さんに必要な物で尚且つ問題無く出来る範囲の物か、それよりほんの少し上のレベルの教本をじっくり練習する事が望ましいのではないかと思います。

教本の練習方法についても、例えば今の「りょう」さんにとって「リップスラー」が大の苦手だと仮定して、とにかく「リップスラー」の教本を真剣に練習をすれば「リップスラー」が絶対に出来るようになるか...?

もちろん努力は絶対に必要ですが、僕は「Yes&No」と答えるでしょう。

どういう事かというと、上記の例で言うなれば、「根気で問題を克服してしまう時」と「問題に対する見方の角度を変えることによって気が付くと問題を克服してしまっている時」とがあると僕は思うからです。

上記の「リップスラー」に関していえば、例えば「タンギング」の様々な練習をしている内に突然「リップスラー問題解決の糸口」が見えてきたりという事は起こり得ると、僕は自身の体験から思うのです。(他にも様々な「角度」は存在すると思います)

逆に練習の後に「調子が悪くなる」ということは、得てして「その奏者に合っていない練習方法」か「得ようとしている技術に対して、的外れなアプローチによる練習」が行われてしまった後に起こる症状のように僕には感じられます。

もしもこの様な事が原因の一部として考えられそうであれば、どのようなアプローチで「休憩前の練習」に取り組むことが「りょう」さんにとって一番効果的であると思えるのかという事をもう一度整理してみる事も良いかもしれません。

・・・

>>30分ー1時間で休憩...

という事が以前に書いてあったと思うのですが、例えば15分おきに(或いは10分おきに)休憩を入れて練習したら、どうなるでしょうね?(素朴な疑問ですが...)


>>たぶん休憩前と休憩後で感じが変わってしまっているんだと思います。自分自身の感覚として、変化してしまっているのが感じ取れ、しかも修正ができずいらだっています。<<

御自身を何かの「かた( 「...でなくてはいけない」という類の事)」にはめ込もうとしていませんか?
焦らず騒がずに「りょうさんにとって一番うまく作用する方法」を見付け出して、それを「りょう」さんの物にすることが「目標」だと僕は思います。


「りょう」さんのご健闘、心よりお祈り致しております。