re:ロータリートランペットの上手な唾抜きの仕方は?  #14014
投稿者: ロータリーTrp1号 (2001/09/19 11:12)

 ベルリンフィルの奏者たちが、チューニングスライドからは唾抜きの穴を下にして、息を入れて水を押しだし、あとはそれぞれにバルブスライドを順番にみんな抜いては、ピッピっと、軽く振るかのように水を抜いていたように記憶していますが、当時自分もそうしてましたから、ああ、やっぱりああやるんだ、と思っていました。
 ただ、ピストン楽器のバックの3番管が、抜き差ししている間に隙間が空いて抜けやすくなり、トリガー操作中にいきなり抜け落ちるのを何度も目撃していました。で、そうなってはいかんのと、スライドの抜き差しを繰り返すと、どうしてもグリスを頻繁に塗らなきゃいけないことがありますが、塗りすぎたグリスがロータリーに悪影響を及ぼすかもと思い、今は抜き差しするのを極力控え得るようにしています。
 で、今のやり方は、普段の構えはスライドが斜め下になるようにしてますが、水を抜くときはスライドを斜め上になるようにして、1,2番ロータリーを順に押し、息を入れて水をチューニングスライド側に追いやります。そして、チューニングスライドのヴァッサークラッペンをあけて息を入れ、そこから水を追い出します。3番は、3番単独でやります。ヤマハやシャーゲルのように3番に水抜きがついていれば、そこからチューニングスライドと同様に水を出し、水抜きがついていない場合は、仕方ないので3番のスライド抜いて水を抜く。以上でしょうか。