re:唇の厚さについて  #14521
投稿者: えっくすきゅー (2001/11/06 10:21)

あまりアンブシュアだけにとらわれても、意味が無いでしょう。
呼吸、喉、舌、アンブシュア、密接に連動しているので、
どれか取り出して修正しても、意味がありません。
前提条件となる順に、修正して作り上げていくべきですが、
順序としては、
@息、喉B舌Cアンブシュア です。

>吹くときに、あごの筋肉が上に上がってしまうのです。
>それによって下唇が上に押されているようなのです。

彼の状態が良く分からないので、問題の有無は分からないのですが、
あごを下に引かずに、下唇で上唇を支えてあげる方法はあります。
「リップアップ」と言いいます。
アパチュアの開き過ぎ、歯間の開き過ぎを無くし、
唇の巻き込みを防ぎ、シラブルを適切な位置にもってくるため、
ハイノートの得意なプレーヤーは、このタイプも多いですよ。

外側からパッと見理解しやすいので、どうしてもアンブシュアに
諸悪の原因を求めがちですが、呼吸、シラブル(舌)、アンブシュアという
順序で見なおしてみてはどうでしょうか。

あと、チューバからの移籍ということで、

@息のイメージが太過ぎる(シラブルが下がり過ぎ)
A唇のコーナーキープが出来ていない
B唇が開いた状態になっている。(いわゆる粘膜奏法?!)

という事も考えられます。

詳しくは、藤井完先生のサイトが参考になるのではないかと思います。