re:アーバンが吹けません  #14768
投稿者: サンデーペッター (2001/11/23 08:55)

私のいうブレスコントロールとは「トランペットのテクニック」(D・A・デール著
音楽之友社)で説明されている言葉をそのまま用いたのですが、これによると、
ブレスコントロールとは息吸うことだけでなく、どういう息の流れを作るかまで
含めた呼気の調整法指す言葉として説明されてます。これは常に系統的練習が
必要で、奏法すべての土台となります。ですから、練習するときは常に意識していないと身につきません。
音を出すことはアンブシュアだけの問題ではなく、息のスピード、流れと
バランスしていなければなりませんし、シラブルや母音の位置を気にする
あまりブレスがおろそかになってはいけないのです。
ですから、アンブシュア(シラブル、母音の位置も含め)について
考えて練習するとき必ず同時にブレスコントロールを考えなければ
なりません。つまり音を出すことは、ブレス→アンブシュアのセッティング→
トーンこれがワンセットとなってその間の息の流れは完全にコントロール
されて一定に圧力をもった息の流れを作ることなんです。
この一連の流れが自在にコントロールできることが日々の練習の目標で
そうすれば、実際の曲の演奏でも表現の幅が広がると思います。
お互いがんばりましょう。