re:喉の力を抜くには?  #15089
投稿者: P (2001/12/18 02:16)

「bbb」さん、こんにちは。

突然ですが、「bbb」さんは赤ちゃんをあやしたことがありますか?
「あーばぁーばぁーばぁー」と、声を出しながら手を口に当てたり離したり...

普段何も考えずにできる動作ですけれど、「トランペットを吹いている状態」に置き換えてみると「あー」と声を出している時は「ロングトーンの状態」で、口に手を当てて一瞬声(息)を堰きとめる時は「タンギングの状態」と言えるのではないでしょうか?

上記のことを、もう少し分かりやすくするために、次のことを試してみてください;

@楽器、マウスピースなしで軽く「ふぅー」と息を吹いてみる。

A手のひらで口を塞いで、息が口から出ていかないようにする。
(この時に注意して頂きたい事は、息はあくまでも手のひら「だけ」で止められていて、肺から口先の間は常に「吹いている状態」のままです)

B手のひらを口から離す。
(@の状態に戻ることになります)

僕が言いたかったことは、普通に上記のようなことをする時には「喉」にも「胸」にも「力みなしで」できるのではないかということなのです。

ちなみに「力みのある方」は、Bの時に「手を離しても息がほとんど出ない」か「手を離した直後に息を吹き直す」ようなことが起こり、瞬時に@の状態に戻れません。
(このような事が起こっていると「タンギング」に支障を来たしたり、「音の後押し」などの原因となることがあると思います)

そしてこれら「@AB」の状態とその時の感覚は、トランペットを吹く上でも非常に有益ではないかと僕は思います。

なにか御参考にして頂けそうな物がありましたら幸いです。