re:高い音の切り方が汚いんです  #15564
投稿者: 椎名 (2002/03/04 09:46)

azuさんはppで演奏できますか?

しゃべるときくらいの息の量でも楽器は音が出るので、普段の練習を本当に小さい音でやってみてください。

ボクもリップスラーができませんでした。
音がつながらず、ブツブツ切れてしまいました。
これは、入っていっている息の量に対して、効率よく唇が振動していないからだと思います。
調子が崩れることがあるようなので、おそらく唇の筋肉の限界を超えて息が入ってしまっていると思います。

唇の周りの良い筋肉をつけるには、極小の音量でロングトーンやリップスラーがいいみたいです。
リップスラーをすると息が入りづらくなるのは、音のツボに入らないからでしょう。
はじめの音はちゃんと息が入りますよね。上の音に上がるときに息が入りづらくなるんだと思います。
上の音に当たっていないからなんだと思います。

小さい音で練習することと、「ベンド」がおすすめです。
一つの音を伸ばして、ピストンを使わずに半音下げます。
次に、下がった位置からゆっくりゆっくりと元の音に戻るのです。
すると、音のツボの位置がわかると思います。そこだけクリアーな音になりますので。


小さい音ははじめ全然音がでないと思いますが、むりに音を出そうとせず、落ち着いて音が出ていなくても一定の少量の息を入れつづけてみてください。
ここで息の量をふやして鳴らしてはもとのもくあみです。
ロングトーンは出来る限り長く。周りの誰かと競うのもたまにはいいかもしれません。

一日の練習に、20分でも、10分だけでもいいのでこの練習を取り入れてみてください。

私はこれをやるようになってから、音色も耐久力も良くなり、リップスラーもできるようになりました。

ちょっと試してみてください。