re:シラブル・・・舌のコントロール  #15936
投稿者: うめ (2002/05/01 22:20)

マジオ教則本では、シラブルを使って息のスピードを変え音域をコントロールする。スーパーチョップスではシラブルは意識しないのが基本です。
ではどうやってハイトーンが出るのかですが、息が唇を震わせる地点をシラブルと言いますが、肺からその地点までに息の流れが到達するまでに息の圧搾が行われスピードを変化させなければハイトーンは理論上絶対にでません。
マジオはそれをシラブルを使ってコントロールすることに主眼を置いたものですが、ヨーロッパ人種には通用しても我々モンゴリアン人種には通用しません。骨格の違いとそれによって生じる口蓋の高さが違うからです。(モンゴリアン人種のほうが口の中の天井が高い。)
ということはシラブルを使ってもヨーロッパ人種よりも息の圧力を上げないと、モンゴリアン人種は同じ音域を吹けないのです。

では、どこで行うのが一番効率的なのかという事ですが、スーパーチョップスの教則本にこんなような内容の記述あります。
「ハイトーンへ行くほどアパチュアの位置は上に行き、ダブルハイCでは上の歯と歯茎の境目あたりにある。」
これは上下の歯の隙間とアパチュアの中心がズレた状態にあるということです。
ここらあたりが重大なヒントでしょう。

最後に、あくまでもスーパーチョップスは音を響かせるためのものであって、ハイトーンを出すためのものではありません。教則本の記述にヒントとなるような内容の記述があったので使いましたが、誤解のないように。