re:困っています。  #16875
投稿者: コラール (2002/08/23 16:48)

こんにちは。

浅いマウスピースは高音が出やすいか?については、
HighB=B(+3)より上の音を頻繁に出すようなプレーヤーが主に使うものです。
確かに、高い音が出しやすいのですが、出せない高音が出るようになるものではありません。
吹奏楽で使う音域なら、Bachなら、B〜Cぐらいの深さを使うほうがよいと思います。

高音Es(+2)より上が出ず、口の形がおかしいとのことですが、どうおかしいと思われるのでしょう。
あゆみさんのアンブシュアが本当におかしいのかどうかは判りませんが、
アンブシュアに疑問があるなら一度プロの方にレッスンを受けた方がいいですね。

私はアンブシュアは大学に入って半年ぐらいかけて直しました。
アンブシュア修正で意識したことは、次のことでした。

・唇は普通に閉じた状態。
・唇の両端は固定する(多少力は入るが、引っ張ったり、すぼめようとしない。)
・舌の先は下の歯の裏に軽く当て、舌の根元はリラックスする。
・発声は唇ではなく喉(地声ではなく裏声の要領)。
・振動が始まるのは上唇。

※私はプロではないので上記の項目は決して鵜呑みにしないで下さいね。

アンブシュア修正経験者としては、レッスンを受けるなら、
トレーナーとして、アンブシュア修正の実績がある方にお願いした方が良いと思います。
ゴルフの世界で、プロプレーヤーの他にプロトレーナーがいるように、
プロのトランペット奏者は必ずしもプロトレーナーではないのです。

音域拡張の練習は、ロングトーンとリップスラーが効果的です。
アンブシュアにそれほど問題が無いなら、むしろ練習メニューに気を配るべきです。
今の音域なら、コリンのリップフレキシビリティの最初の1ページのエチュードがお勧めです。
決して力まず、高音で響きが痩せないよう、すべての音が均一に響くように練習します。
残響がハーモニーになるような、チャイムの響きをイメージすると良いかもしれません。