re:唇を横に引く2(笑)
#17110
投稿者:
P (2002/09/08 19:54)
「ラッパ」さん、こんにちは。 「癖」というものは、なかなか治す事が難しいものですよね。 ただ「ラッパ」さんの文章を読んでいて思ったのですが、「なぜ、先生がそう仰ったのか」を「ラッパ」さんは考えたことがありますか? // 当然、僕は「ラッパ」さんの先生ではないので、あまり余計な事をすることは出来ないと思うのですが、まず「唇を横に引きすぎる」デメリットを考えると、 @アパーチュア部が横に広がる傾向がある為、音がまとまらない。 Aアパーチュア部の大きさに変化を付けずらい為、音域を広げずらい。 B唇が薄くなる為、マウスピースがほぼ直接歯や歯茎に乗っているような感覚になり(クッションがうまく作れず)「吹いていて痛みを感じる」、「耐久力がない」等の症状が顕著にある。 ・・・ 次に「唇を横に引かない」メリットを考えると、 @口が「漏斗」のような役割を果たしやすくなり、息のスピードをコントロールし易くなる。 A「唇の最先端(息が出て行く小さい穴)」という感覚をつかみやすく、それによってリップ・フレキシビリティーも向上させやすい。 B口全体でマウスピースを支えられるようになり(おおきなクッションが得られて)、耐久力向上に大きく貢献する。 などが挙げられると思います。 // 僕がここで何が言いたいかというと、「なぜ」或いは「何が目的で」新しい事を取り入れるのかを明確に理解することによって「新しい癖」を自分に着けていくことが、今までの「いらない癖」を完全に取り去る事には「不可欠」だと思うということです。 ですから「ラッパ」さんの場合、「外観上、いかに先生の要求に応えるか」を考えるのではなくて、例えば「どうしたらスムーズに口先から息が吹けるか・・・どのくらい唇を引くと(すぼめると)それが出来るか」など、先生が「実質的に要求していること」について考える方が、もっとレッスンが「効率的」になると思いますし、答えも出しやすいと僕は思います。 「形」は、後からついてくる物だと僕は思います。 // >「こうすると唇を引きにくい」とかアドバイスをもらえたら嬉しいです 息を吹く時に、口の中はどうなっていますか? 舌で息の流れをサポートする(舌の上を空気が流れていく感じ)ように吹いてみると、比較的口の周りの力が抜けると僕は思うのですが... 「ラッパ」さんの御健闘、心よりお祈りしております。 |