re:あきらめ  #17395
投稿者: かもせいろ (2002/10/01 21:36)

私は高校生のとき、アンブシュアを変更したところ、チューニングB♭ぐらいしか出なくなりました。
そういう状態が1年続いて、吹くのをやめました。
これ以上やっても結果が出ないと思ったからです。
言い方を変えれば、どうすれば結果が出るか、が解らなかったからです。
ちなみにプロのレッスンも受けてましたし、音大の公開講座みたいのにも行きました。
その時はもちろんくやしかったですよ。

その後、大学に入って一からやり直しました。
もう癖も抜けきっていたので、スイスイ上達しました。
中高からの経験者にも2年生の前半ぐらいには追いつきましたよ。

将棋に例えるなら、行き詰まってどうにもならなくなる前に、一度"間"を取るのは堅実な選択です。

他にも、大学時代同じように音が出にくい状態の友人が3人いました。
1人は、人一倍練習をして3年生ぐらいでやっと音が出るようになり、社会人になった後もトランペットを吹き続けています。
もう1人は、1年でやめてしまい、もうトランペットは吹いていません。
もう1人は1年で木管楽器に転向し、やはり1年ぐらいで他のメンバに追いつきました。

根性で練習しつづけて問題を克服するような立派な人もちゃんといますが、
他のことを始めて、残りの学生生活を有意義に過ごすというのも悪くないと思います。
選択肢はいろいろありますね。

続けるも、ひとまず休むも、他のことを始めるも、ご自身の高校生活ですので、よーく考えて決めるといいと思います。