re:芯?  #18279
投稿者: tky (2002/12/10 02:45)

「ベランダまで届くくらいの音を出す」というイメージは、
あまり賛成できません。

思い切り音量を上げれば届くでしょうが、それは芯とは関係ありません。

ppで吹いても、ピアノやドラムセットが共鳴するのが「芯のある響き」です。


ただ、練習方法としては、地道に息の使い方の練習をするしかありません。
「芯」のあるイメージばかり追うと、喉を絞めたり、
逆にffにこだわって、唇が開きすぎてしまうかもしれません。

息の使い方に関しては、藤井先生のページは参考になるのではないでしょうか。
芯のある音とは、正しい息の使い方と、
シラブルやアパチュアが噛み合って自然に生まれるものですから。

ただ、芯のある響きとそうでない音の区別がつく耳を育てるのは
重要かもしれませんね。
「芯のある音」として、バイオリンの音を参考にしてはどうでしょうか。