re:粘膜奏法って??  #18546
投稿者: のぼ (2003/01/12 19:08)

 粘膜奏法については、藤井完先生の、「トランペット吹きの休日」というサイトで詳しく論議してましたよ。
BBSの過去ログなど検索すると出てきます。

 私の理解の範囲で説明すると、粘膜奏法というのは、唇の粘膜(唇の赤い部分=口紅を塗るところも)に頼って音を出す奏法らしいです。
特に、ユーフォニウムやトロンボーンなど、トランペットよりもマウスピースの大きいものから転向した人はそうなりやすいそうです。
で、見た目には、上唇の赤い部分をリムの中に入れていない、つまり粘膜に押し付けている状態だそうです。でも、このアンブシュアはあくまでも
呼吸法の問題から生じる結果として捉えたほうがよいようです。ちゃんと横隔膜を使った呼吸法と、発音時の母音の位置が後ろに来ていないと、口先だけで
無理に(粘膜に押し付けて)音を出さざるを得なくなるということです。
 
 わたしは、アンブシュアだけ見ると、上に挙げた「粘膜奏法」の状態に当てはまるのですが、いろいろ勉強してみて、形よりも呼吸法が重要だと
感じたので、アンブシュアに関しては問題が生じない限り、いじらないでおこうと思っています。詳しくは、そのサイトに行って調べてみてください。