re:高音がニガテ・・・涙  #18733
投稿者: 椎名 (2003/01/31 15:05)

高音域の演奏って難しいですよね!
ボクも今やっている曲が、ハイB♭付近ばかり出てくるので高い音をコンスタントに出せるよう練習中です。

限界音域はダブルハイCあたりまで出るのですが、演奏する中で使うとなるとハイB♭すらアヤシイ・・・。

で、練習方法を昨日レッスンを受けている先生に聞きました!(笑)。
やはり、脱力がキーポイントのようです。
高い音だと意識すればするほど出ないんですよね。
唇周辺に力をついいれてしまうのですが、その力加減というか、筋肉を使う配分を身体で覚えない限りはやはり力んでしまうようです。
そこで、練習時にはできるだけリラックスした状態を作り、お腹でしっかり支え、下の音を吹くときの気持ちのまま、頭の中でイメージする音程だけ高い音を意識するとのことです。
また、練習中にたくさん音をはずしておくことも重要だと言われました。

これは私自身の考えですが、ブレスコントロールする上でやはり腹筋・背筋はとても重要だと思います。
外人の演奏がパワフルだったりするのも、やはり体格の違いが関係している気がしてなりません。
オペラ歌手はみな体格の良い方ばかりですし・・・(笑)。
もちろん、小さい体の人がダメなのではなく、それなりに意識して「鍛える」のは必要なのではないかと思います。
オペラ歌手ばかり例をあげるのはどうかとは思いますが、やはり常日頃腹筋・背筋をし、ひとつの公演終了時には、公演開始前より2キロも体重が落ちているとか!
ハイトーンは息の通り道を細くし、スピードを上げることで出ますが、細くした道から力強いブレスを発生させるためにはやはりその抵抗に負けないお腹の支えが必要だと思います。
また、意識的に腹筋にグッと力を入れてしまうと、他の場所にも力がはいりやはり音が出なくなるので、無意識に力が入っている程度で力量の絶対値が高くなればよいのだと思います。
そのためにはやはり、腹筋トレーニングをするしかないのでは。

ボビーシュー、エリックさん、西村浩二さん、木幡さん、ジョン・ファディス、ヒロ野口さん、etc...
やはり体格の良い方が多いように思えます。もちろん、この限りではありませんが、いくらなんでも比率が・・・。

なので、ここ2週間ほど、毎日筋トレをしています。
腕立てと腹筋・背筋だけですが、今日からはランニングも取り入れてみようかと。トレーニングは、ラッパの吹けない夜でもできますからね。
自分自身で実験してみようと思っています。