re:ローマの松 フラッター使用(?)箇所について  #19009
投稿者: kazuya (2003/02/28 20:07)

>「ローマの松」を演奏することになった(二番)のですが、フラッター使用の箇所があると言われました。

>「ボルゲーゼ庭園の松」中の練習番号2番から、トランペットの二番・三番には、32分音符の刻みがあります。
>そこは、フラッターで演奏するのが通常なのでしょうか?
>確かに、CDでプロの演奏を聴いていても、フラッターぽく聴こえるのですが・・・。皆さんは、フラッター、
>ダブル、どちらで演奏されていますか?

この曲の細かい音符をどう演奏するかは解釈の分かれるところですね。
私はこの曲を演奏したとき1番を担当しましたが、2番と3番は下記のようにやっていました。
(指揮者により指示は違うと思います)

1)練習番号(2)の7小節目からの32分音符はフラッター。
 テンポ的にも、クラリネットの音型と合わせる意味でもフラッターのほうが
 よさそうです。
2)練習番号(3)に入ってからの32分音符は、テンポ的にもダブルで充分できる
 早さです。
 (3)の1〜2小節目と7〜8小節目に1番トランペットに出てくる32分音符
 はピッコロ及びフルートの音型と一致しているので、明らかにダブルタン
 ギングでしょうね。
 問題は4小節目、6小節目、10小節目、12小節目の32分音符です。速度的に
 はダブルタンギングで充分できますが、他パートが9連符やトリルなので
 トランペットだけが8連符にしたほうがよいのか、フラッターにしたほうが
 いいのか悩むところです。我々のオーケストラではここはフラッターでや
 りました。
 指揮者やトレイナーの方と相談されて決められることをお勧めします。