re:ペダルトーン  #19189
投稿者: tky (2003/03/20 10:45)

ペダルトーンは、本当は正しくペダルが吹けるデモンストレータに
指導してもらう方が安全です。
「正しく」というのは、タンギングも含め中音域で出来ることが
全て豊かな音でできる程度です。

なぜかというと、唇を開て出せば息の量が足りなくても比較的容易に出るのですが、
その方法では調子を崩すだけだからです。
で、我流でやった場合、まず99%その方法でやってしまいます。

正しいペダルのコツは、
@舌先を下の歯の裏に軽く付け、絶対離さない
A息の量をたっぷり。通常の音域より、ずーーーっとたっぷり。
B必ず音程を歌う
C唇を開いて音を出してはいけない。
D最初の半年、1年は、音は出なくても良い。
音を出そうとしてはいけない。空気の「ゴーー」という音に、
歌った音程がつけばOK。条件が整えば、音になる。
Eアンブシュアを息の流れで崩さないようにするには、
力んで唇を閉じようとせずに口の両端だけピンで留めるイメージで。

ペダルが正しく吹けるようになると、クールダウンだけでなく得るものは大きいです。
特に種々のタンギングの練習には、抜群の効果を発揮します。
(ペダルでタンギングをするには、スムーズな息の流れが絶対に必要で、
誤魔化しがきかないですから)

ただ、正しく吹ける人が少ないのと、間違った場合の弊害が大きいので、
プロでも否定的な人は多く居るというのが現状ですね。