re:悩んでます!!  #19259
投稿者: 椎名 (2003/03/28 14:40)

アンブシュアとブレス、タンギングの位置などはかなり関連しあっていると思います。

どんなにブレスコントロールがちゃんとできていても、アンブシュアが正しくないばかりに高い音がでなかったり、良い音が出なかったり、アタックがかすれたりなど起こりえます。
また、逆もしかりで、アンブシュアが正しくてもブレスコントロールがちゃんとできていなければ演奏にならず、それがブレスのせいだとは気付かずに、アンブシュアを変えていってしまったり。

ブレスコントロールについてはアーバンなど基礎練習を積むことで段々と上達していきますが、アンブシュアについては意識的にいろいろ試さないとなかなか答えが見つからないと思います。
ウェット奏法の方ならまだしも、ドライ奏法の方ですとさらに困難です。
ウェットならば、自然にアンブシュアが最適な形になったりします。正しいブレスコントロールで、ただしい位置でタンギングをしており、曲などをしっかり吹けるように練習していれば、おのずとただしいアンブシュアになるのでしょう。

しかし、私もですがドライ奏法の人はそういうわけにはいきません。
マウスピースを当てる位置や、唇の巻き込む度合いなど、バズィングなどを参考にしながら試行錯誤していかなければなりません。

ミニミニミニーさんの場合は、高い音にとらわれずに、まずは「落ち着いて」、基礎をちゃんとこなせるようになることを考えるべきだと思います。
でないと、高い音のための練習を主体にすれば、必ずといっていいほど調子を崩します。
自分なりに、「高い音はこうすれば出る」というコツを、中低音域でのリップスラーや音階練習などで掴んでいくことも重要だと思います。
高い音が出せるようになる練習をしていなくても、吹いてみたらでちゃったみたいなことって結構多いと思いますから。

音色が良くなるとタンギングもきれいになったり、タンギングができるようになると音色がよくなっていたり、そしたらリップスラーもきれいにできるようになっていたり、そしたら気が付いたら高音域での演奏も楽になっていて、耐久力もあがっていたりなど、一つ一つが密接にかかわっているので、バランスよく練習するのがベストではないかと思います。
そうしないと、堂々巡りというか、一つできてまた一つ失ってということを繰り返し兼ねないと思います。私もずっとそれを繰り返してきました。

私も毎日あたらしい発見をしています。それだけ、考えながら慎重に毎日練習していかないとなかなか上達できないのではないかと思います。
が、あきらめずに続けていれば必ず上達すると信じています。
継続は力なり!ということで。