re:Tkyさん、ありがとうございます。  #19299
投稿者: tky (2003/04/02 09:57)

高音域は、中低音域より楽じゃないですよね。

@息の圧力
A舌の位置(シラブル)と歌い方
B適切な程度のマウスピースの圧力
の順でそのタイミングを合わせて音域は作るのですが、
どれも中低音より微妙かつ繊細さが要求されます。

それで、なぜずれてしまうかと言うと、おそらく@〜B、特に@の不足を
カバーする為に、アンブシュアが変わったり、喉が締まったり、
マウスピースの圧力が強くなりすぎたりします。

下顎がズレルのも、無意識に音を出そうとして、@〜Bを補うために
勝手に体がやってしまうのだと思います。

逆に、@〜Bの優先順で徹底的に訓練をして、
中低音域並に楽にできるようになればズレることもなくなると言うことです。

さて、ところが、今は無意識にずれてしまうので、
それを練習しても、癖をつけてしまいます。
ここで逆転の発想が必要です。
「音を出そうとしない」です。

@〜Bの条件を意識して、歌って吹く。
もちろん、下顎は中低音のそのままの状態で。
高音域は音が出なくなるでしょうが、息の音に音程がついてればOKとします。
息の音に音程がついていれば、@〜Bの基本はできているということ。
あとは楽になるまで練習すれば、自然に音がでるようになります。

中音域から、アルペジオやスケール、クロマティクスのスラーで上がって、
また低音域に一息で下りる練習が良いでしょう。