re:マッピ  #19604
投稿者: ACE_V (2003/05/03 18:34)

こんにちは。
僕はひげペットさんとは違って純吹奏楽畑の人間ですが、音域はマウスピースで変わらないのでその為にマウスピースを変えるということはしません。道具選びは次の二点の妥協点を探ることだと個人的には考えています。

1.音色(響きや突き抜け方、混ざりやすさなど)
2.吹きやすさ(体への負担、音が出しやすいかどうか)

ハイノートを要求される曲に関して言えば勢いで突き抜けたい時にはリム内径の比較的小さく(〜16.50mm位)、スロートの広い(〜#26)物を、音程と透明感で勝負する場合にはその逆(リム内径17.00mm前後、スロート#27,#28位)の物を使うことが多いです。楽器とのバランスもありますのでサイズはあくまで参考程度で(苦笑)

楽器とマウスピースの組み合わせで、おのずと一番おいしい音色が決まってくると思います。僕は音色の方をどちらかといえば重視しています。本来の楽器・マウスピース固有の音色とかけ離れた音を出すことは可能ですが、コンディションを崩すきっかけにもなり得ますから、何でも同じ物でやろうとするのは難しいと僕は思います。

選択肢としては、同じ道具で演奏をする場合には中庸(これは個人差があるとは思いますが・・・)、大きすぎず小さすぎず、浅すぎず深すぎずの物で用い、両者をある程度妥協するか、曲や配曲に応じて道具と吹き方を変えるかになるのではないでしょうか。曲間、ステージ間で道具を変える場合にはコンディションの変化にも更に対応しなければならないので極力違和感の少ない組み合わせでいくつか用意しておくといいかもしれないですね。

僕は曲間では変えたくないので、はっきりとクラシカルなものとポピュラー系とでステージが分かれている場合は後者で、そうでないときには前者で対応するようにしています。

これだ、というマウスピースに出会えれば全てが一気に解決するのかもしれませんが(笑)

参考になれば幸いです。