re:課題曲→「虹色の風」の最初の音
#20276
投稿者:
やちまう (2003/07/09 10:39)
記事No#20133「最初の当たり」からのスレッドでも話題になっていましたね。 先日、とある高校にレッスンに行った時にも生徒に同じ事を質問されました。 「虹色の風」自体、難易度は高くありません。もっと気楽に吹くべきです。 あんまりナーバスになると、出る音も出なくなってしまいますよ。 (1) 音を前もってきちんと意識(イメージ)出来ているかどうか。 (2) タンギング(アタック)のみで音を狙ったりしていないか。 この2つを再チェックするだけで解決すると思います。 ▽1つ目(心理的側面) 全く違う音の高さをイメージしていたら音が外れて当然です。 また、全くイメージ出来ていなくても同じ結果になります。 イメージすることで音を出す準備が整うのですから。 音を出す前に心の中でその音を歌ってみましょう。 ▽2つ目(身体的側面) その音をカツンと当てようとしてタンギングだけに頼っていると、 音がひっくり返りやすくなります。チェック方法は簡単です。 試しにタンギング無しでその音を吹いてみて下さい。 《音の“実”の部分を作っているのは息なのです。》 タンギングはその音の“切り口の形”を表現するものであって、 音程(音高)を作るためのものではありません。 -- やちまう ymch@din.or.jp http://www.din.or.jp/~ymch/trp/ |