re:ハイトーンについて  #20939
投稿者: すーさん (2003/09/23 21:08)

ラッパを始めて今日まで先輩にも先生にも全く教えてもらったことがありません。ハイトーンはちょっと出るようになったかと思うとツブれ、また懲りずにチャレンジしてきました。唇そのものを鍛えたり(重いものをくわえる)唇周りの筋肉を鍛えたり(口がマヒして歯がぐらつくまでリップトリル)と自虐的にやって参りました。私なりの結論をいくつか。
1.ハイB♭まではロングトーン・スケール・タンギング・リップスラーといった通常のフィジカルな練習を積んでいるうちに出るようになります。日本中の3年以上やってるラッパ吹きでこの音が出ない人の方が少ないと思います。
2.その上のFまでは根性で出ます。根性無しでも出るようになる人もいます。イメージ次第という所でしょう。身の回りに事も無げにハイノートを吹く人がいたらその人の体つきとか観察するといいですよ。
3.その上のダブル・ハイにつながるあたりから、筋力も根性も関係なくなります。私は唇を中央に寄せ、とにかく脱力するという方法で出してます。プレスは絶対しない。腹はそれなりに緊張してますが、それほど息の圧力はかけません。
その上のトリプルとかいう音域を吹く人も聴いたことがありますが、なんか摩擦音みたいでした。どうやってるのか見当もつきません。
基礎練の延長上にあるのがハイCくらいまでだと思うので、気楽にアーバンとか根気よくさらっていけばそのうち勝手にでるようになりますよ。その上は研究する気持ちを持ち続けることです。本当に根性と努力だけでは出ません。コツです。追い求めているうちにある日扉が開くのです。