re:アタックがぼやける  #21656
投稿者: tky (2003/12/24 13:14)

>このサイトで色々な方の意見を拝見していると、
>下の歯に舌をくっつけるような感じで、
>舌先を使うのは間違っているように自分で思ったのですが、
>どうなのでしょうか。

間違ってはいませんよ。

確かに、音の伸ばしている時、スラーの時は、
舌先が舌の歯の裏から離れないというのが、大原則ですが、
(これは、と〜〜〜っても大切なことです)
アタックの出だし、タンギングの時は、上の歯の裏に、
舌をつけます。
大きく分けると、
@下の歯の裏に舌先をつけ、舌の腹を上の歯の裏に付けて
タンギングやアタックをする方法と、
A舌先を上の歯の裏に付ける方法とがあります。

舌の腹の方法は容易で、最初マスターするのに向いていますが、
音のニュアンスは、どちらか問いうと鈍く、舌先ほどスピード感がありません。

舌先の方法は、音を伸ばしている間に舌先が離れなくなったら、
練習するようにしたら良いと思います。
こちらは、繊細なニュアンスが出せて、スピード感もありますが、
どれくらいの舌先を、どう使うかでニュアンスが変わってきますので、
高度なタンギングです。沢山練習が必要です。

アダマロウさんの場合の、「クッ」という音が混じるのは、
タンギングの舌先の問題ではなく、
アタックの再に喉、もしくは舌に力が入るせいではないでしょうか。

音を出す前に、喉を必ず開けるようにして、
「Hahhhhh 休符・・・ Tahhhhhhh」
とノーアタックとアタックを、交互に練習してみてください。
不要な力が入っているときといないときの違いが分かるかもしれません。