re:ピストンが  #21731
投稿者: yoshihiko (2003/12/30 02:05)

軽い程度ならば、削らずともオイルを変えるだけでかなりの効果がありますよ!今何のオイル使ってますか?
オイルもサラサラ系(アルキャス等)、ねばねば系(T2の青いやつとか)、
あと、値段高いですけど同じヘットマンでも粘度の差による分類で数種類ピストン用オイルがありますし。(軽い障害ならヘットマン使用により短期間解消されることもあります)
オイルでケーシングするなら研磨ではないので危険度は低いし、やり方さえ知ればで自分でもできるし、
相談してみて軽いものであればやり方とか教わって自分でも試してみてください!
あとピストンの事故の原因は二つあって、
@楽器の手入れが悪い
A楽器の構え(右手の指使い)に問題がある。
@の場合、さび付いてることがありますので、修理後は定期的にオイルを交換する(古いものを全てふき取りさしなおす)事を今後気をつけてやっていけば再発はありません。(抜き差し管も同じ)
Aの場合、おかしなフィンガリングによりピストンがおかしな角度で削れてる場合があります。
再発をなくすためには癖をなくすことです。

ピストンの修理はもちろん楽器の改造、修理はやってしまうと2度と元には戻りません、たとえ形は元に戻っても、いじる工程で必ず熱(ハンダの取り外しによる高熱、それから来る金属の変化)・圧力(木槌でたたいてるんですから当然金属疲労がある)が加わるので、当然ですよね。
ピストンも、削って再び動くようにするわけで、削ったものは帰ってきません。その分隙間が空くわけで、精度は落ちるわけです。

某楽器店の熱処理による改造も賛否両論、やる前によく考えて・・・

楽器を長く使うコツは、手入れだけでなく、自分の癖も絡んでくるということも、頭に入れて、練習していってくださいね!
楽器は大切に!