re:質問があります。  #21842
投稿者: tky (2004/01/09 15:03)

TOTANPETさんの吹き方の是非は、聞いてみないとわかりませんし、
体の状態や組み合わせは、非常に精妙なもので、表現や解釈も人それぞれなので。

TOTANPETさんの仰る、シラブル=舌の位置の重要性は、まさにその通りだと思います。

私の考えでは、音程のコントロールにおいてシラブルを含め優先順位があります。

@息の量のコントロール
Aシラブル
Bアンブシュア

これが「優先順位」です。
つまり、息の量と圧力を、その音程に適したものにした上で、
シラブルでコントロールします。
シラブル「のみ」でペダルの音程を響かせようと思うと、
舌先が離れる位置までもって来る必要が出てくるかもしれません。

ただし、息の量と圧力のコントロールを前提にすれば、
舌先を離さない位置で、豊な響きのペダルが可能だと思います。

私はペダルB♭を吹く時に舌先は必ず舌の歯の裏に付いていますし、
敢えてHiB♭の位置のシラブルでも、ペダルB♭を響かせることは可能です。

また、トリプルタンギングやダブルタンギング、アーティキレーションのエクササイズも、
ペダルトーンで行うと、息と舌のタイミングをコントロールする良い練習になりますが、
練習を積めば通常音域と同じクオリティーにすることが可能です。
舌が奥に引っ込んでいたのでは、不可能だと思いませんか?

それに、舌先が離れると、音質と音程が不安定になるという弊害があります。
アンサンブルで、綺麗に響くハーモニーが作れません。
ペダルB♭で、ハーモニーをつくる曲はないと思いますが、
全ての音域は繋がっている必要がありますから。

これが、私の考えです。