re:質問があります。  #21858
投稿者: Bフラット (2004/01/10 19:39)

あくまで僕の場合であり考えです。
トランペット演奏では音符の数だけタンギング、つまり舌の運動があるといっても良いくらいです。
しかも曲想によってもタンギングの表情は同じ音程でも自在に変化させなければならないと思います。
※柔らかいTonguing、強烈なTo、明るいTo・・・熊ん蜂、はたまた機関銃のようになど。
ちょうどボクシング試合でのパンチのように相手やラウンドによって自在に変えていくものともいえます。

僕にはトランペット演奏での舌の役割だけに関しては口笛も歌唱(共鳴)もほとんど参考にはならないと思います。TpではTp独自の舌の動きしか存在しなく、他の管楽器での舌の運動もあまり役立たないと思います。
理由は小さいMPの上にさらに小さいスロートを奏者の呼気にすべての音楽的密度の演奏エネルギーを凝縮(集中)させて無事(軽快)に通過させなければお話にもならないという運命?を持っている楽器がTpであり、そのことが他の楽器にはない演奏の難しさだとも思うからです。
また舌の動きを決定付けコントロールしているのは舌自身ではなく「耳」からの情報処理によるものと思います。