re:自分の耐久力の無さ  #22039
投稿者: ハセス (2004/01/24 14:30)

なかなか深刻なようですね。
>吹く時に唇の両端を固定しますよね?
これを意識しすぎるあまり恐らく一部の筋肉を酷使しているため
すぐばてると思います。
アンブシュアはあくまで力と息の圧力がバランスされた状態であるのが
理想と思います。どこの筋肉で引っ張って、どこを緩めて・・という
ものではない(ないこともないのですが、意識するとやりすぎる)
と思ってください。
昔Tpをやり始めたときプロに時々教わりましたが、アンブシュアの
形の基本形はスイカの種を皿に「ぷっ」と飛ばすときの唇の形とよく
いわれました。私もそのとおりと思いますし、現に私の今の吹き方です。
唇の裏側を歯に固定する感じになりますよね。そうでなければ唇がめくれて
しまうし種も真っ直ぐ勢いよくとびませんね。
トランペットのアンブシュアはその唇のセッティングにマウスピースを
ちょんと当てるくらいで、当てる強さは息の漏れない程度で、音程は
出来るだけ息のスピードでコントロールするようにします。
一流のプレーヤーの吹いているときの口元をよくみるとご理解いただける
と思いますので、自分の吹いているときの口元を比較してみてください。

それから練習方法ですが、ノザワシンさんの場合はロングトーンや
リップスラーの問題ではないと思います。リップスラーは負荷が大きいので
持久力に自信の無いうちはあまりやらず、ロングトーンで硬くなった
唇の筋肉をほぐす程度がよいです。ロングトーンは筋肉を鍛えるとではなく、
息のスピードとアンブシュアのバランスを考え、これらが釣り合ったときの
響きの安定感を実感することを意識するといいです。
次に最も大事ですが、曲の練習をしているときにどうしたら持久力が
得られるのかを常に考えて、どう修正すればいいか探ることです。
「それがわからない」というかもしれませんが、結論は自分で探すしか
ありません。その検討材料に皆様のアドバイスを参考にすればよいのです。
それから、休むことも成長するためには大変重要です。上手に休んでください。