re:ありがとうございました。・・・研究の価値あり
#22133
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Bフラット (2004/02/02 20:03)
あくまで僕の意見です。 スーパーチョップスもマジオシステムも大きな木の地面の中にある見えない太い根っこという感じでとらえています。 その真髄を多少とも理解するにはアンブシュアが確立されていてスランプはないことと考えます。 僕にはニニ・ロッソも、ハリー・ジェームスもモーリス・アンドレもアルトーロ・サンドバルなどもマジオやスーパーチョップスと呼ばれている奏法が歯並や骨格、肉付などで多少の違いはあってもその演奏スタイルに表れていると思います。 彼らはスランプや疲労(バテ)とはほとんど縁のない日々の演奏で、より高度な演奏スタイルをめざす中で必然的に身に付けていったものではないかと思います。 3オクターブ程度は楽々と魅力的な音色とハイパワーで長時間演奏が可能になるリード奏法と思いますが、初心者やスランプのある奏者が獲得することはほとんど不可能でアンブシュアのバランスが体得できるようになって始めて可能になる世界に通じるハイレベルの奏法であると考えます。 スランプやバテの解消、単なる超高音域の追求との認識によるスーパーチョップスはもしかしたらリードを崩壊させることはあっても、体得するのは難しいのではないかと思います。 唇が超高音域でも新品の座布団や足底(足弓)アーチのような弾力性を保つことができ、MPの圧力に負けてすぐに萎え、つぶれてしまうリードはスーパーチョップスとはいえないと思います。 まさにスーパーチョップスは最高度の持久力と柔軟性を得て自由にTpを操作するための「一つの方法」ではないかと思います。 僕はスーパーチョップスの前段階がマジオであり、一日中練習してもほとんど疲れない奏法を獲得して、先にあげた名トランペッターのような音色とパワーあるTp演奏の可能性を切り開いていくためにも研究する価値は十分あると思っています。 |