re:流体抵抗  #22443
投稿者: いちご大福 (2004/03/21 22:57)

いちご大福です。一番のポイントは、再現性、客観性のある実験システムの構築とそれを裏付ける論理的な考察ができるかどうかだと思います。
音色の定義からはじまり、楽器形状によるパラメータ変数をどうとるか、流体抵抗/楽器抵抗の定義や実験方法などなど結構、お金と時間がかかるように思います。
実際、ゲッチンゲンの風洞実験や熱流体実験等での理論と実験の内容、ボリュームを見れば、今回の実験は大変なように思えます。等角写像や有限要素法、ナビエストークスの方程式などを駆使して理論構築しなければならないように思えます。もっとも実験内容のモデル化の内容によっては、もっと簡単なケースもあると思いますが小生にとっては頭が痛くなります。指導教官と相談された方がよいと思います。題材の参考としては小生が学生の頃、機会学会の論文集を参考にしていました。
偏微分、ダイバージェント、ローテーション、グラディエントなどなど思い出
しただけでも知恵熱が出そうです。