re:メーカーによる相違  #23366
投稿者: kuro (2004/07/15 07:24)

メーカーの違いによる、音色の特徴は吹き込むうちに分かりますよ。
ただ、ぼくの場合自信をもって違いが分かるのは、バックとシルキーとヤマハですね。これは、今までに吹いたもの、今でも吹き分けているものですから。毎日、とっかえひっかえ吹いていたら、誰でもその違いがブラインドで分かります。
簡単に言うと、バックは頑丈な壁。壁によりかかって楽に立っていられる。シルキーはベニヤの壁。軽い力で動くけど、よりかかることは出来ない。自力で立っていなければばらばい。かえって分かりにくいかな。要はシルキーは抵抗が少ないので、より息をまっすぐ入れる必要がある。逆にバックはその抵抗を頼りに息をあずけるように吹くことができる。そういう違いを感じ取ろうとすると、すぐに違いが分かります。

その他のメーカー、キング、ホルトン、カレ。この辺になると、友達のを借りて吹いた程度なので、たぶんキングかなぁ程度になります。モネ、マーチン、コーン、ベンジ、カンスタル、コルトワ、ベッソン、セルマー。このへんになると、楽器店で一度だけ吹いただけなので、まったく記憶にない。
結局、体に染み込むほど吹いた楽器でないと違いは分かりません。

モデルによる違い。これは面白いですよ、結構吹奏感がちがいます。同じバックでもレギュラーとリバース管は息の入り方が違います。リバースのほうが息が入ります。これは、リバース管の管の抜き差し方向きが息の方向になっているからという人もいますが、ぼくは、リバースにした分マウスパイプが長くなり、テーパーが緩やかになっているのが原因と考えます。

支柱が1本か2本か。これは、抵抗感が違います。が、これは微妙です。リバースほどの違いは無いです。毎日使っている自分の楽器の支柱が一本はずれていても気がつかないかも知れません。でも、吹き比べれば分かります。音の鳴るポイントがベル寄りか、若干前に出るか、そういう違いも出ます。